年長組…最後のお弁当。

卒園式まであとわずかという日。

制服を整えるために子ども達は私服で幼稚園にやってきました。

私服姿の子ども達は、なんだか一気にお兄さん、お姉さんに見え…
立派に大きくなったことと、小学校へ行ってしまう寂しさを、改めて感じていました。





そして、お弁当最終日…!!

皆で机を囲んで食べました。
クラスの皆でこうやって食べることが出来るのは最後と思うと、
何気ない会話をしているだけでも涙が出そうでした。





幼稚園生活最後のお弁当という事で、お手紙を下さっているお母さんも…。

「いつも残さず食べてくれてありがとう。」

「ぴかぴかのお弁当箱でかえってくるのが嬉しかったよ!!」

子ども達はお手紙をぎゅっとにぎりしめ、嬉しくって何度も読み返していました…(*^^*)





また、大好きなおかずをたくさん入れてもらっていたり、
可愛くデコレーションしてもらっていたり…♪

「みてみてー!!」
と子ども達は大喜びでした。






保護者の皆様、4年間、3年間、2年間…
毎日子ども達のために愛情のこもったお弁当を作って下さり、本当にありがとうございました。

年少組の時は、子ども達が食べやすいように小さな小さなおにぎりを沢山作ってくださったり、
慣れない幼稚園で寂しい気持ちにならないように可愛いお弁当にして下さいました。

年中、年長組になっても
子ども達のその日の体調に合わせてメニューを考えて下さったり、
苦手な食べ物を上手く取り入れて下さったり…。

お家の方の愛を毎日感じながら大きくなれた子ども達は、本当に幸せでした。
この豊かな経験は、必ず子ども達の心の支えになることと思います…(*^^*)




本当にありがとうございました。


☆最後のお弁当・・・・子どもたちにとって特別な日でしたが、毎日作り続けて下さったお母様方にとっても特別な日でしたね。お弁当を詰めながら涙が出てきたというお母さんの声も聞きました。お母さん、おばあちゃん本当にありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。手紙を握りしめて何度も見返してる子どもの姿、お弁当を見つめて嬉しそうににやにや笑っている姿どれも豊かです。
体の栄養とともに心の栄養を頂いた幼稚園生活だったと思います。
初めてのお弁当でお家の人を思い出してしくしく泣いて、最後のお弁当でお家の人を思って感謝する・・・・。お弁当を通してお互いに目に見えない気持ちの交換をしていたのでしょうね。
温かい1日でした。本当に本当にありがとうございました。