ぼくの、わたしのカラーコーン

たんぽぽ組は毎日毎日クラスカラーのコーンの取り合いになります。
クラスカラーのコーンに何の魅力があるのか・・・・とお思いでしょう?
子どもたちは、大人から見ると「なんで?」と思うものに強烈に固執する・・・・・。
今日も始まった!!とりあいとりあい!!!




「ぼく、ぼく、ぼ〜〜〜く〜〜〜!!」と大きな声で泣く泣く!!





「おっ・・・・・。体操が始まったな・・・・。」取り合いながらも一応体操の先生の方も気にしてみる・・・。(笑)





とうとう体操が終了・・・・。どっちも引かない。絶対手をはなさない・・・。離したらおわりだもん・・・。




コーン置き場まで、お互いにひかずに運びきる根性に私は拍手を送りたくなります。
そうだ、そうだ!!こだわればいい!!


何とか運びきった二人・・・・・・・・・・ん??
・・・・・・・・・・・・・・??

え?終わりじゃないの?



最後までお互いに手を離さない・・・・。先にコーンから離れると、何となく負けた気がする・・・・。わかる気がしませんか?
ここでも、言葉にならない言い合いが・・・・。
年長のこどもたちがそれを見て「どうしたん?」「もういいやん。ケンカやめときー。」・・・・と。

取り合う2人を見て半分にやけちゃってる年長男児
そう!!彼らはもうそこに固執する必要がなくなった人たち。固執やこだわりを超えて次のステージに進んでいるからこそ言える言葉。


口をとんがらしながら、2人ともコーンをはなれました。

意識し合う2人。この距離感・・・・・。そりゃそうだ。闘った相手なんだから・・・・。




お互い、意識し合いながら距離を保ちながら、とぼとぼとお部屋に帰ったのでした。