ノンタンぶらんこのせて

みなさんはノンタンシリーズの『ノンタンぶらんこのせて』を知っていますか?年少組さんはどちらのクラスも読み聞かせの中で読んでもらいました。絵本の世界が日々の生活の中で生きてくることってよくあるんです。この本の中でブランコを代わってくれないノンタンに数を数えて代わってもらおうとするシーンが出てくるのですが、これが遊びの中で出てきました。

赤い三輪車をやっと手に入れた男の子のところに別の男の子が…。「かーして。」「いまのったばかりなんだけどなぁ…。」

「あとでね。」でもでもそんなことでは引き下がりません。「じゃあ10かぞえたら?」と見ていたお友だち。ノンタンの本ではそうしてたもんねぇ…。

「よし、10秒かぁ…。」(決心!!)

きこきこきこきこきこ……「え?!もう??」

「10秒って短いなぁ…↘」

「ありがと。」

きこきこ……

きこきこ…… あんまりすすまない…

初めからこの2人のやり取りを見ていた3人目のお友だち。「こうやったらかわってもらえるのかぁ。」と思ったのでしょう。「10かぞえたで。かわって!!」

「だめぇ!!」だいぶ交渉しましたが3人目の彼は代わってもらえず…。

この写真よーく見てください。奥の方で赤い台車を引っ張ってるのが3人目の彼。「だめぇ」となった後、ケンカになることもありますが、このように自分なりに着地点を見つけることもよくあります。だいぶ相手のお友だちを意識してますけどね!!3人目の彼は、赤い自転車がほしかったのです。赤い台車で納得したんです。