なぞの生物 VS ゴセイジャー

ふと園庭を見ると誰かが残したぐにゃぐにゃ線の落書きがありました…。じーっと見つめる年少さん。「これ何だろう?」とあっちから見たりこっちから見たりした後、その線につなげてなにやら黙々とお絵かき。「ほら見て!!ここからこうやってこうやって………」とひとしきり説明のあった後…。

突然彼は戦い始めました!!その落書きによってできたなぞの生物と…。

僕はゴセイジャーだ!!
トゥー!!
かっこよくきめたのに
こけて……… 涙……。

ゴセイジャー治療中…✞

友だちも心配そう…。

「なおったの?」    「うん!!」

しかーし…。彼は「うん」といってはりきって走りだして数秒でまたこけました(p_-) 再び治療…。

今度は大きなケガだとバンドエイドを要求するゴセイジャー

貼ってもらって大満足!!と思ったら、ピンポンパンポーン♪お片付けのチャイム。肩をおとしてお部屋に入るのでした。がんばれゴセイジャー!!

子どもは見立て遊びの天才です。自分で書いたものと戦うなんて年少ならではでしょ?この前は水撒きホースを「へびだ!!!」と言って一生懸命やっつけていましたから…。
「何してるんだろう?」とか大人から見るとつまらないこと…なんて感じてしまうことが、子どもの特性を知るとおもしろくて育ちの豊かな宝である事に気づかされます。何かと戦ったり、しゃべったりとなりきっている時はどうぞにんまりしながらそーっと観察してみてくださいね!!