まわる〜、ま〜わる〜・・・・・。

さあ!!お帰りの時間・・・・。
今日も楽しかったな〜!!!



お着替え、お着替え♪
ボレロを着たらお〜しまい!!





はい!!片手を通して・・・・っと・・・入りました!!!

そして・・・・・っと、もう片方・・・・・・。
アレ?







よっ!!
あれ?・・・・どこ〜?


くるくるくるくる・・・・・。






くるくるくるくる・・・・・。
あれ・・・・。







ちょっと・・・・・ねえ・・・ちょっと・・・・。




助けてくださる?

あ・・・・片方のそで・・・・あった・・・見えた!!



は〜〜〜〜〜〜〜・・・やっと着れた・・・・。
やっと。




私、今日何回まわったかしら・・・・。

はー、つかれた・・・・・。








よし!!できた!!
ママ待ってるかな?







ボレロを着るのに四苦八苦している姿、かわいかったです!!
とっても一生懸命に、実に真面目に、くるくるくるくるとまわって、もう片方の袖を探す・・・・・。
自分のしっぽを追いかけるワンちゃんを思わず連想してしまうほどの高速回転。
スピードを上げてみたら袖をつかめるとか思ったのでしょうか。スピードに変化をつけながら眉毛を八の字にしながらとにかく
周り続ける・・・・。


微笑ましい、かわいいおもしろいエピソード・・・・・。っと思うと同時に、小さな彼らが、こんな風に一生懸命必死で自分の足
で立って歩き出しているんだ・・・・と思うと清さを感じます。

子どもたちは幼稚園という小さな社会の中でたーーーーーくさんの決断をして生きています。
困った事に出会ったとき、出来るまでやってみようか、それとも助けを求めようか、誰に言おうか、どんな言葉を使って伝えようか・・・・・って・・・・。
今まで生きてきた中でいただいたまだまだ少ない経験を駆使して何とかかんとかやってみているのです。


ついこの間の3月までは、困ったとき、どうしようもない時、振り返ったらお母さんがいつもいてくれました。
それは絶対的な安心感です。いて下さるだけで、どんなこともできる気がして・・・・。
お母さんに思いっきりもたれかかって、思いっきり頼り切って生きてきた子ども達です。




だから、幼稚園に来て1人で踏ん張っている姿はやっぱりキラキラでかっこよくて清い・・・・。
家に帰って、気絶したみたいに眠ったり、だだをこねたりしませんか?
それは、彼らが一生懸命小さな社会で頑張った証。


子ども達の寝顔を見ながらちょっぴり想像してみてくださいね。