僕の目で確認。
職員室で仕事をしていると、もも組から「○○ちゃーん!!おいでー!!」と大きな大きな声が聞こえたのでそーとのぞいてみると・・・・・・。
どうやら誰かを呼んでいる様子・・・・。
「おーーーい!!」「帰っておいでー!!」
なぜか、「ウエーン!!」と泣いている彼。
「みんな呼んでるよ!!お部屋に入ったら?」と促してみても答えはNO!!
なかなか泣き止まないので、理由を聞くと・・・・・・・。
雨が降っているのに、「外で遊びたい!!」と大泣き。
「雨が降ってるから今日はお外遊びはできないよ。」といって諭しても首を縦にふらない・・・・。
仕方がない・・・・・。
「じゃあ、見てきてごらん。雨降ってるから・・・・。」と促すとこの顔。
「いいの?」
「先生も一緒にきてー・・・・」
「先生は行かないよ・・・・・」という会話をして。
いってきます・・・・雨が降ってるかどうか見てきます・・・・・・・。
トコトコ・・・・・。
何しに外に出てきたんだっけ?
そうだそうだ・・・・雨が降ってるかどうか見に来たんだった・・・・・。
あ・・・・・・降ってる・・・・・。
年中や年長になれば「今の状況」と「自分の欲」とを両方自分の頭の中にいったん入れて答えを導きだすことが出来るようになります。
その答えを導き出すためには「我慢」や「想像」や色んな経験が必要なんです。
この日は、納得してくれるまでだいぶ時間がかかったけれど・・・・今度同じように雨が降ってて、外で遊びたいという状況があったら・・・・
きっときっと・・・・・彼は頭の中で答えを導きだすことが出来るでしょう。
「納得する」「わかる」という体験がどれだけ大切か・・・・がわかりますね。