かなりや組継続保育*お手紙の活動を通して…

かなりや組の継続保育で行なわれた『お手紙』の活動の最終報告です。この活動は1学期最後まで続きました(^^)
様々な場面で心をいっぱい動かした子どもたちの様子をお伝えしたいと思います。


このお友達はいつもなかなか会えない神父様にお手紙を渡したい!!と言ってお手紙を書きました。神父様の居る教会まで会いに行って、お手紙を渡せてとっても嬉しそう♪お手紙を渡した後、なんと神父様から手品のプレゼントをしてもらいました☆


この手紙は幼稚園をお休みした子に対するものです。子ども達が自発的に行ったことです。お休み子がいると、心配して『早く元気になれるようにお手紙を書こう!!』と言って書く姿もよく見られるようになりました。

このお友達はみこころ幼稚園の姉妹園のナザレト幼稚園のお友達にお手紙を書いて送りました。ナザレト幼稚園は仙台にあり、今回の地震で大きな被害をうけました。幸いな事に園児全員無事だったとのことですがお友達はとても怖い思いをしたと思います。そのことを子ども達に伝えて、みんなで『ナザレト幼稚園のお友達が早く元気になれますように…』とお祈りをしました。その次の日にお手紙を書いて持ってきてくれたのです。


すぐにナザレト幼稚園のお友達から沢山のお手紙のお返事が届きました。武庫之荘と仙台…離れていてもこんなに暖かい絆でつながることができるのですね・・・・。

沢山お返事を貰ってとっても嬉しそうな◯◯君。ナザレト幼稚園のお友達にもっと元気になってもらいたいと思い、家族の人たちも協力して千羽鶴を折ってくれました。代表して、1人のお友達に千羽鶴にそえるお手紙を書いてもらいました。みんなで考えた言葉です。
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千羽鶴&メッセージ、そして子どもたちがかいたお手紙を同封してナザレト幼稚園に送りました。
数日後、ナザレト幼稚園の園長先生から電話を頂き、とても喜んでくださっていました。そのことを子どもたちに伝えると、子どもたちもまたとっても嬉しそうでした。
始めは郵便屋さんごっこから始まったお手紙の活動でしたが、ここまで大きく広がりました。どんな活動も子どもが着地点を決めるんですね*これからも思いを伝える事の大切さを感じ、目には見えない人とも繋がりを感じ、暖かい気持ちを持って過ごして行こうね!!

佐○談・・・・この前主任研修で、ナザレト幼稚園の先生と再会しました。とても喜んで下さっていました。全園児にこのやりとりをお手紙にして出してくださったそうです。
私たちは保育の中で子どもたちに「きっかけ」を提供します。以前のブログでもお話したように活動は子どもたちがするのですから、どんな方向に向かっていくのか(着地点)は子どもたちが決めていくのです。子ども達の行動と担任の先生の導き(子どもの行いをキャッチする部分)がピタッと合った素敵な活動でしたね・・・・・。
どちらの園の子どもたちも「つながる」ということを理解することができた素敵な機会だったのではないでしょうか?どこにいる子ども達も豊かに育ってほしいと心から思います。