みこころ幼稚園の左官屋さん。

この気まずい顔・・・・・。
今日は雨上がり・・・・。きめの細かいきれいな泥が出来たので、どこかに塗ってみたくなりました。
そこで、考えた結果、いい場所を見つけたんです。
教会のテラスのタイルの上!!

つるつるしている上に塗るのは楽しい。
しばらく、楽しんだところで「ここは教会だから綺麗に元通りにしましょう。」っと、園長先生と担任の先生に諭され・・・・
この顔になったわけです・・・。


片づけるか・・・。



よし。協力して・・・・。必死・・・・。



必死。




必死。




必死。のはずが、だんだん楽しくなってくる2人。




楽しそうなのを見ると、友達もやりたくなる。そういうもの。





綺麗になりました!!




最後の仕上げは先生が・・・・。ふふふっ・・・でも笑っちゃってるっ!!
担任の先生は、私が写真を撮っている間、子どもの様子を見ながら笑いが止まらない様子でした。



頑張ってお片付けをしたことでお顔が泥だらけに。
「お顔みておいで。」という促しをいただき、鏡を見て驚いた!!
泥だらけ・・・・・。






ハンドソープで顔を洗う彼を慌てて止める先生たちはこっけいです。


みこころ幼稚園の左官屋さんの1日はこうして終わったのでした。





☆さてさて、今日の出来事は子どもたちの頭の中の工夫がよーーーくでたいい活動でしたね。
まず、左官屋さんのようになってタイルの上に一生懸命ぬたくっていたこと、大人から見ると場所もよくないし、ぬたくった後なかなか泥が取れないし・・・・しないほうがいいことと思っています。
しかし、子どもの頭の中は違うのです。
1、おっ!!いい泥んこが出来てるぞ。
2、わー、タプタプしてドロドロだ!!
3、どこかに塗ってみたいな。
4、あっ!!いいとこみーーーーっけ!!
5、タイルに塗ろう!!
こうです・・・。

タイルというのは白いでしょ?茶色のものを塗りますから白いものが茶色に変化していくことが面白いし、つるつるだから伸びがいい!!
子どもとは凄いものでちゃーーーんと、面白いことを選ぶ力があるんですよ。感覚的にいい場所を見つけることも・・・・。
いい場所かダメかは別としてね。だってそんなことわかりませんから・・・・。
片づけをする様子も面白かったです。今度は逆です。茶色くなった場所が水をかけることでどんどん白くなっていく・・・・これまた変化なんですよ。だから、楽しくなっちゃうわけです。
ほうきやじょうろなんていう特別な道具まで出てきますから、そりゃ周りの人まで参加したくなりますよね。

顔を洗うのだってそうです。そりゃハンドソープで洗い出したら、大人は必死で止めますよ。でも、彼はお家で顔を洗う経験から、洗顔できそうなものを自分の経験値から導きだしたというわけです。そう考えると、合ってるか間違ってるかはさておき、子どもの思考はすばらしいと思いませんか?

みこころの左官屋さんよ。今日は、いい具合の泥と、晴れのお天気と、すべてを頂いて絶好の学びのチャンスだったんだね。
良かったね!!