継続保育〜はさみを使ってチョキンチョキン〜

この日は初めてはさみを使った活動をしました。
細長い紙を用意し、一回切りの練習です!!

使ったことのある子どもも、初めて使う子どもも
いましたがみんな、とっても上手でしたよ!!

小さな手で一生懸命はさみを動かして
切る活動を楽しみました。

ずーっとはさみを離さず切り続けていたり、
はさみの活動が終わった後も使いたがる姿が見られ、はさみの活動が
楽しかったんだなーと思いました。



☆2、3歳児は「何を作るか」や「どんなものができあがるか」ということよりも、行為自体を楽しむ傾向があります。
今回のたんぽぽ組の活動も同じことが当てはまります。
「はさみを使って切る」これが、今回の行為。子どもたちは、それを楽しんだのでしょう・・・。
子どものそばにテープカッターなどを置いておくと「びーーーーっと引っ張って切る」という行為を延々と続けて遊んだり、もうちょっと小さい幼児だとティッシュを引っ張って出し続けることを楽しんだり、コップの中にスプーンを突っ込んでくるくるとかき混ぜたり・・・・・。
似たようなことを皆さんも見たことがあるのではないでしょうか?

行為そのものが楽しくて仕方ないんです。

大人は、こんなものを作ってほしいとか、紙がもったいないからやめてとか、今それする時じゃないよね・・・・とか思います。大人の頭は行為そのものを「目的を達成するための手段」としか思っていないんです。
ところがどうでしょう・・・・幼児、特に2.3歳児は行為の先に達成したい目的なんてないんです。それ自体が楽しいし、それができることが喜び!!!

ほんのすこーしそんな目で子どもたちを見てみるとおもしろいです。もったいないことや、あまりにもお行儀が悪いことをほっておくことはできませんが・・・・。

きっと、「行為そのもの」の楽しみをうーーーーんと味わったら、いつか叶えたい目的が出来たときに「行為を楽しんだ経験」を使っていろいろな望みを叶えていくことができるでしょう・・・・。
たのしんでね。たんぽぽちゃん・・・・。行為そのものを楽しめる活動をどんどん先生にしてもらってください!!!